芸能人は歯が命①

「芸能人は歯が命」

そんな事をCMでやっていた時代がありました。

いつの時代も歯の綺麗な人は魅力がありますよね。

矯正やホワイトニング、インプラント、歯を美しくする手段がたくさんあります。

そんな歯にも歴史があります。

遥か昔、古代から18世紀後半まで、は歯痛や虫歯の原因は歯の中で歯質と呼ばれる物を小虫が食べるために発生すると考えられていました。

今では全く理解出来ない事なのですが。

歯虫の名前が世に出たのが紀元前20世紀後半。

バビロニア人の人々は歯が痛くなったときには、アヌ神に歯虫祓の呪文を唱えることによってその後にヒヨスの実を焼いて駆除していたと言われています。ヒヨスの実には麻痺作用がある為に効果がゼロでは無かったはずですが、治療法がハチャメチャな感じですね。

今の医学でこれを行ったら確実にアウトだと思いますが、当時の治療方法としては主流になっていたのです。

古代の中国や日本でも歯痛の原因が歯虫だと考えられていたそうです。

歯虫については結果的に神経を虫と見間違えていたと後に判明しました。

インプラントたる物が今の世の中には存在していますが、当時の人は虫歯になっても、歯が折れても、気合で耐えていたと言う感じですかね。

私は出来ません。

歯痛は我慢できません。

歯磨きにもちゃんとした歴史があるらしく、インダス文明が栄えた古代のインドでは、箸を噛み潰したニームの小枝で一日に二度の歯磨きをしていたという記録が残されています。

ローマ時代になると動物の骨や卵の殻を焼いた灰などで歯磨きをしていたそうです。

中国では959年頃の歯ブラシが発見されています。

歯を磨くことはいつの世も大切な事だったんですね。

中国の歯ブラシは曹洞宗の道元禅師の「正法眼蔵」にも歯ブラシの存在が記されているのです。

現代に存在する歯ブラシ。

西洋から入ってきた文化だとばかり思っていましたが、東洋色がかなり強いみたいですね。

現在では簡単に手に入る歯ブラシも、当時は非常にヨーロッパ方面の人々には高価なものだったらしく、現在使われているような歯ブラシが使われだしたのは17世紀になってからだと言われています。

歯を磨くといった考えは、インドからやってきて、仏教と一緒に中国や韓国を経由して552年に日本に伝わったとされています。

平安時代に楊枝で歯を磨く文化が世間に広まり、日本で最初に使用された歯磨き粉は「塩」と言われていますが、江戸に入ってようやく歯磨き粉が庶民にも広まったのです。

 

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